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発展途上の国によく見かけるニセ警官は、ここルーマニアでもかなり出没するらしく、各ガイドブックにも注意喚起の記事が書かれていたりします。でも、実際遭遇したことが今までなかったので、どういうような境遇からニセ警官と接触するのかもよくわからず、まあとりあえず周りに注意しようということだけを頭に入れ、ルーマニアの首都ブカレストの市内を散策していたときにそれは起こったのでありました。ホテルからガイドブック片手に(←これがまずかったか・・・)友人と歩いていて横断歩道で信号待ちをしていると、現地人の人に「旅行ですか?」とか「どこに行くんですか?」とか話しかけられ答えると「自分もそこら辺まで行くので途中まで一緒に行こう」と言われたのです。まあ別に良かったので、日本のことやら旅行のことやらを色々喋っていると、何故か路地みたいなところに入ろうとしたので、地図を見て確認すると、その現地人は「ここからが近道」だと・・・。ちょっと怪しいなと思いつつも付いていくとやっぱりはじまりましたね!ニセ警官劇場が(笑)。その現地人が急に財布からお金を取り出し「両替をしないか」と持ちかけた瞬間、どこからともなく2人のニセ警官がなんかのIDみたいな身分証明書をちらつかせながら「ポリス」「ポリス」と連呼。(ルーマニアでは闇両替が禁止されているため)。私と友人はガイドブックでこのニセ警官の手口を見ていたので、これがニセ警官だと一発でわかりました。何でってあまりにも演技が下手くそで、ちらつかせたIDの写真もどっかの作業所のような格好をしていたし、違うでしょ?!ってホントにわかるのです。でも、そんなニセ警官の予備知識がない人であれば恐怖でひっかかってしもうのかも知れないですけどね?!。そして私は友人と「どうやって逃げようか」と日本語で話しながら(笑)、「いっせーのーで」の掛け声でつかまれている手を振り切り、全速力で逃げることに決定。2人とも学生時代は元陸上部だから、逃げ勝つ自身は全然あったのでありました。そして実行すると、ニセ警官らは一瞬大声で何か言ったものの10メートルくらいだけ追いかけてきたもののあっさり諦めたらしく、あっけなくこの場を逃れることができたのでありました。それでも、その後はしばらくいい気はしなかったですが、まあ何も害がなくて何よりでしたね。こんなことをして観光客から金を巻き上げようとするルーマニアのごく一部の輩たち。国自体は見どころも多く、物価も安く、料理も美味しく、いい国なのでこんな旅行者を狙って印象を悪くするようなことはしてほしくないと願うばかりですね。 |