Vol.2 空港での恐怖ヨハネスブルグ

2004年6月


2004年の夏、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグの空港であったちょっと怖かった出来事。ヨハネスブルグといえば世界最悪の凶悪都市として有名で個人旅行の旅行者が単独で移動したりなんかすると必ず何らかの被害に遭うという聞いただけで恐ろしい都市であります。私は旅行に行く前は綿密にインターネットなんかで行く先々の特に治安を調べるのですが、ホントに被害談をよく目にしました。もちろん私はそんな恐ろしい都市をわざわざ旅行しようなどとはおもいません。しかしアフリカ旅行の際、南アフリカ航空を利用したので、当航空のベースであるヨハネスブルグ空港は乗り継ぎのために利用しなければなりませんでした。まあ、空港の外に出るわけではないので大丈夫だろうと思っていたのですが、それが甘かった。航空機にてヨハネスブルグの空港に到着後、乗り継ぎカウンターに行き、乗り継ぎ便のチェックインをすると悲劇がはじまった。はじめはカウンターの女性が淡々とチェックイン手続きをしていて終わりかけたその時、端の方からかなりゴツイ黒人のスタッフが私の小さなカバンにイチャモンをつけてきたのです。「そのカバンは飛行機に持ち込むことは出来ないので預けなさい」と・・・。でも、ホント全然大きくないし、今まで預けろなんて言われたこともないくらいの大きさだし、何せ、この何があるかわからないこの都市の空港で預けたくないというのが本音でした。そして、こちらが拒んでいるとその黒人は「コーラが飲みたい」なんて言い出すではありませんか?一瞬「はぁ?」と思いましたが即座に「賄賂だ」と確信。コーラくらいならかわいいと思ったのですがその周辺に売店や自販機なんてあるわけもなく、「コーラはない」と言うと、「じゃあ、金でいい」ときた。「いくらだ?」というと「20ドル!」だと。そんな高いコーラ知らないよ。こっちも腹が立ってきたのでその場から力づくで逃れようとすると、その先のセキュリティチェックのところで、あっさり止められ引き戻される。そして黒人は「100ドル俺にくれれば行っていい」と行って来た。コーラ1本がとんでもない額になってしまったのだ。もう嫌だ!しかし、カウンターの別のスタッフに助けを求めても見てみぬふり・・・他の客も関わりたくないのでしょう、みんな知らんふり!これにはホントに恐怖を感じました。しばらく言いあいが続いたのですが、最後には「警察を呼ぶ」とまで言ってきてしまった。もう精神的にヤバかったので半分泣き顔になり助けを求めると見るに見かねた女性スタッフが「大丈夫だから預けなさい」と。もう女性のその言葉を信じ小さなバックを預けて、その場を逃れたのでした。到着地では無事に荷物は到着。荷物はチャックが開いており物色された感じはあったのですが、大事なものはあったので一安心。私も空港で働く職員として裏事情がわかるだけに、もう二度と利用したくない空港でした。


 

空から見た世界最悪の凶悪都市と言われるヨハネスブルグ